表情ジワとボトックス注射の考え方
ABOUT顔のシワには、大きく分けて「表情の動きでできるシワ」と「皮膚のハリの低下などでできるシワ」があります。ボトックス注射が向くのは前者、眉間を寄せる・眉を上げるといった動きにともなってくり返しできるタイプのシワです。
ボトックス注射は、こうした表情をつくる筋肉のはたらきを一時的にやわらげることで、動きに伴うシワを目立ちにくくすることを目指す施術です。使用するのは、ボツリヌス菌がつくるたんぱく質(ボツリヌス毒素)から精製した医薬品で、当院では国内で厚生労働省の承認を受けたボトックスビスタ®(アラガン社製)を用います。皮膚のハリ不足による別のタイプのシワには向かないこともありますので、気になる部位がボトックスに向くかどうかは、診察時に表情の動きを確認したうえでご説明します。
INDICATIONS
ボトックス注射の対象部位(額・眉間・目尻の表情ジワ)
このページでは、次のような表情ジワを主な対象としています。ご自身のお悩みが当てはまるか、目安にしてみてください。
- 眉間の縦ジワ:眉をひそめたときに、眉と眉の間に寄る縦のシワ
- 額の横ジワ:眉を上げたときや驚いたときに、おでこに入る横のシワ
- 目尻の笑いジワ:笑ったときに、目尻に放射状にできるシワ
なお、エラの張りによる小顔を目的とした施術は、表情ジワとは考え方が異なるため別途ご案内しています。どの部位が気になるかによって向き・不向きが変わりますので、まずはお悩みの部位をお聞かせください。
当院でのボトックス注射の流れ
FLOWはじめての方にも安心いただけるよう、診察からアフターケアまでの流れをご説明します。
- ご予約・ご来院ご予約のうえご来院ください。
- 診察・カウンセリング気になる部位やご希望をうかがい、表情の動きを確認します。ボトックスが向くか、注入の考え方やリスクをご説明します。
- 施術ご納得いただけたら、極細の針で対象の筋肉に少量ずつ注入します。1部位あたり10〜20分ほどが目安です。
- アフターケア当日のメイクや過ごし方など、注意点をお伝えします。
ご不明な点や不安なことは、どの段階でも遠慮なくお尋ねください。
EFFECT
ボトックス注射の効果・持続の目安
期待できるのは、眉間・額・目尻の表情ジワをやわらげ、表情の印象を穏やかに見せることです。効果は施術直後ではなく、2〜3日後からあらわれるとされています。
効果はおよそ3〜6ヶ月で徐々に薄れていく一時的なもので、持続の長さには体質・部位・生活習慣によって個人差があります。効果のあらわれ方や続く期間を保証するものではありません。施術の間隔や回数、どの程度を目指すかは、お顔の状態を見ながらご相談のうえご提案します。
RISK & CARE
ボトックス注射のリスク・副作用・ダウンタイム・受けられない方
ボトックス注射は医薬品を用いる施術のため、副作用やリスクがあります。受ける前に、次のような点をご確認ください。
- 注射した部位に、軽い赤み・腫れ・内出血がみられることがあります(多くは数日から1週間ほどで落ち着くとされます)。
- まれに、左右差や、一時的に表情がつくりにくく感じることがあります。
- 注射時にはチクッとした軽い痛みを伴うことがあります(極細の針を用います)。
ダウンタイムは比較的少ないとされますが、ゼロではありません。感じ方には個人差があります。また、次のような方は施術を受けられない、または慎重な判断が必要な場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 神経や筋肉の病気(神経筋疾患)がある方
- 過去にボツリヌス製剤でアレルギーが出たことがある方
- 注射する部位に感染や炎症がある方
- 血液をサラサラにするお薬を服用中の方
持病やお薬の有無を含めて診察時にうかがい、無理のない範囲でご提案します。施術後に気になる症状が続くときは、早めにご連絡ください。